村川ヴァイオリン工房

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2013年 11月 29日

ペグ交換

師走ですよ。  師走。


さて、

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天沢バイオリンはニスのリタッチも終わり、ペグをぶち込んだ所です↑
見慣れているせいか、古いバイオリンには柘植の組み合わせがよく似合います。

柘植のペグは茶色ですが、元々は薄い黄色です。演奏している人は結構知らなかったりします。
一皮削るとこんな感じです↓
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削る作業が終わったら最終的に薬品をつかって染めます。

ちなみに、一般的にはこんなのでペグを削っていきます↓
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弊店ではさらに精度を上げるために自作の物を使用しています。
写真は撮り忘れたので今度載せます。。。






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by murakawa-strings | 2013-11-29 18:41 | 製作・修理
2013年 11月 27日

バイオリン フィッティング入荷

バイオリン フィッティングパーツ入荷
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良質なパーツ類が入荷しました。 パーツの形状や材質によって、音質、音量、響き方なども微妙に変るので、これからパーツ交換を考えている方はこだわってみてはいかがでしょうか?
エボニー(黒檀)を基本に考えて、ローズ(紫檀)は柔らかめの音色、ボックスウッド(柘植)は明るめの音色といった感じです。

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↑柘植(黒檀リング)


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↑黒檀(柘植リング)


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↑柘植(柘植リング)


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↑フェルナン材(黒檀リング)

その他はココロボ、スネークウッドなどもあります。



柘植あご当↓
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by murakawa-strings | 2013-11-27 16:29 | 新商品 / 再入荷
2013年 11月 27日

天沢バイオリン その後

ペグ穴の修理↓
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びふぉー↑



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元の穴を柘植で埋めて



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下穴を開けて↑



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リタッチします。もう少し塗ってタンポで磨いて完成です。





そして

接着面も汗で緩んでいる所は付け直しです↓
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ニスがはがれたまま使用していると接着面が湿気で緩みやすいです。

完了↓
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ネックリセットしてる別のヴァイオリン↓
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こちらもリタッチして完成です。



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by murakawa-strings | 2013-11-27 15:49 | 製作・修理
2013年 11月 24日

聖司くんのバイオリン

ジブリの「耳をすませば」の聖司君のバイオリンが修理に来ました↓
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もちろん、聖司くんが持ってきたわけではありませんが、
ViolinistのKaoさん楽器です(※参照)。    Kaoさんのブログ→こちら

今回は、軽度の割れなので、表板をオープンするリスクのほうが高いため、開けずに修理します。
(とはいっても、4センチくらいは剥がしました。)
割れてからそんなに時間も経過していないようなのでかなり綺麗に直りそうです。


オイルニス↓
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下地処理終わり↑

色付け始め↓
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写真の写し方のせいで汚いですが、
この辺はいい感じです↓
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※光の当たり方で色がわからないと思うので、上にあるタミヤの星の色を参考にしてください。

コンクール用をいきなりオイルニスに切り替えるのはちょっと考え中ですが、
オールドフィニッシュの下地にはかなりよい感じだと思います。






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by murakawa-strings | 2013-11-24 14:07 | 製作・修理
2013年 11月 21日

パフリング

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パフリングを埋めたとこです↑



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パフリングも色々種類があります。 基本的には3枚の薄板を張り合わせてあるのですが、材質は楓やブナや黒檀、Pearwood、ファイバー(とみんな言っているが、紙っほいやつ。)など色々あります。
上の写真は三枚楓で黒は染めてあるものです。

黒い部分は楓を染色して使っているものが多いですね。オールドの楽器も染めてあるのが多いです。 経年変化で色が薄くなっていくのですが、これが嫌な製作者は黒檀を使ったりします。この辺は好みですね。
自分は経年変化していくほうが好きなので黒檀は使いません。

溝に入れる際にパフリングは細くてすぐに折れてしまうので、アマチュア製作者や工場生産の物などはファイバーを使っていたりします。しかしニスを塗ると黒い部分が変にくっきりと目立ちすぎりたり、柔軟性があるために、パフリングの溝の細かい歪みに沿って曲がってしまったりします。(木材のパフリングはほどよく硬いので、多少の細かい歪みは無視してくれます。)

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パフリングの溝を掘りための線をけがく道具↑
これまた色々と種類があります。左側の物が刃がしっかりしていて使いやすいのですが、ダブルパフリングなどには使えません。
また多少加工しないとコーナー部分のアールが上手く回せません。
現在は右側のイタリアで買って来た物を使用しています。これはこれで、刃がショボイです。。。

そういえば、この道具の名前はなんていうんだろう?
この十年くらい「パフリングの線引くやつとって!」と言ったり、言われたり。
ふと考えると、僕はこの道具の名前を知りません。






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by murakawa-strings | 2013-11-21 13:47 | 製作・修理
2013年 11月 17日

ビオラ製作

世間では、海老蔵と浜崎がブログで盛り上がっているようですが、

こちらは、いつも通りの作業日記です。


ビオラは外周終わってパフリングの溝を掘るところです↓
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そして、ニスの実験用は↓
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UVランプ処理後に スプルースのみ目止めをして、色つけた所です。
上のスクロールは未処理です。だいぶ黄色です。
乾かしてから、杢の返りがよくなるように&目止めをかねて、下地用のニスのような物を一回塗ります。







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by murakawa-strings | 2013-11-17 22:46 | 製作・修理
2013年 11月 16日

オイルニス

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コンクール用の裏板の虎目が細かすぎるような気がして、↓
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こっちの材料で作ることにしました。
個人的には細かい虎目も好きなんですけども、一応、コンクールだと”世論”も気にします。







そして、
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来年のミッテンヴァルトのコンクールに持っていく(予定)の楽器はいつもと違うニスを塗ってみようかと思い、
オイルニスのテスト中です。

とりあえず木に塗ってみないと解らないので↓
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切れ端に楽器と同様に下処理をしてから塗っていきます。



工房のUVランプは下地の日焼け用につくったものなので出力が低いため、オイルニス用にUVランプも拡張しないといけなくなりました。


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by murakawa-strings | 2013-11-16 18:45 | 製作・修理
2013年 11月 15日

バイオリン アゴアテ

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久しぶりに時間をかけて研いだら良く切れます(笑)。 
時間に追われているとついつい”てきとう”に研いでしまいがちです。


新しいバイオリン用のアゴアテが何種類か入荷しました↓
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厚みやら形状やら色々あるので、試してみてから付け替えたほうがいいと思います。
弊店では購入前にお使いの楽器に装着して試すことができるので、気に入った1つを探すことができるでしょう。




たとえば、

テールピースの上に顎を置く所があるタイプ↓
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そして、


首の長い人はこんな感じに厚みがあるやつも↓
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そのまま交換できると思われがちですが、
アゴアテを正しく取り付けるためには、アゴアテ側を楽器に合わせて加工する必要があります。
正しく装着していないと、表板の割れや変形の原因になります。

無責任にアゴアテ単品で販売したり、ましてや自分で付け替えるというのはどうかと思います。




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by murakawa-strings | 2013-11-15 23:15 | 新商品 / 再入荷
2013年 11月 14日

レイセオン社”RC3403ADB”

※バイオリンとは無関係の話です。
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デッドストックのレイセオン社”RC3403ADB” です。
販売価格 ¥8,000-(税込み)※1個の価格です。作動確認済みです。



初期型OD-1(銀ネジ・スケルトンスイッチ、シリアル#8300位まで)のコピー製作には必需品です。

クアッドタイプのレイセオン社”RC3403ADB”は入手困難なため、代用品で製作している方がほとんどだと思います。
デュアルタイプのオペアンプからの載せ替えもできるらしいですが、自分でググってください(自己責任でどうぞ)。


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by murakawa-strings | 2013-11-14 20:06 | 全然関係ない話
2013年 11月 13日

ギザッロ教会のお守り

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ついに念願のギザッロ教会のお守りゲットですよ!!

去年イタリアに行ったときにギザッロ教会まで行ったのですが、売店がお休みで買えませんでした。参照

たまたま、楽天で見つけてしまい、 気がついたら、ポチってしまいました。
次にイタリアに行くときに持っていってお参りしてくれば、お守りとしての効果を発揮しますかね?


お仕事↓
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ネックリセットです。ネックが下がって低くなっていました。
ヴァネッサ・メイのお母さんのヴァイオリンらしいです。(持ってきたのは本人ではありませんが)

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接着面に膠の噛みをよくするためか、千枚通しでプツプツと大量に穴が開けてありました。
まあ、気休め程度の効果とは思いますがね。


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by murakawa-strings | 2013-11-13 23:38