村川ヴァイオリン工房

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2014年 01月 30日

Vc修理 最終回

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長々とお預かりしていたチェロもようやく仕上がりました↑ 古い楽器は目的以外の部分も修理が必要だったりして、予定よりも修理期間が長くなってしまうことが多いです。
期待していた音も健康的でよくバイブレーションしています。ネックも新しくなり、裏板もオープンしているのでしばらく弾きこむとにより、さらに深い音がでるようになると思います。

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毎年恒例の学校関係の修理が予定より早くきたため、あたふたしています。


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チョイチョイ聞かれる毛替えの時期について。

以前、何時間使用すると滑り始めるかとか書いてましたが、 

まあ、実際には普通、少なくとも年1回。馬毛の消耗、馬毛の長さによるバランスなど考えると、できたら年2回がベストだと思います。 もちろん、もっと早いスパンの方もいます。引っかかりが悪いと感じ始めるポイントは人それぞれですから。 
そして年2回できるのならば、梅雨に入って湿度が上がりきった時期と、冬になって乾燥した時期にするとよいと思います。
また、その他の時期としては演奏会や発表会の前にする方も多数いると思いますが、最低でも本番の一週間以上前にはしておくべきでしょう。新しい馬毛が馴染むまである程度の弾きこみが必要です。





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by murakawa-strings | 2014-01-30 23:53 | 製作・修理
2014年 01月 29日

コンサート情報

武蔵野音楽大学打楽器専攻生有志による 打楽器アンサンブル
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by murakawa-strings | 2014-01-29 20:48 | コンサート情報
2014年 01月 28日

Vc 修理

ニス塗りも終わり、乾燥中です。 塗り途中の写真↓
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スクロール↓
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ボタン部↓
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あとは組み立てて終わりです。 いい音でそうですね。きっちり修理するとパリッとした、たたずまいにみえます。解りやすく言うならばアイロンかけたYシャツといった所でしょうか?
音だすのが楽しみです。



関係ない話ですが、エキサイトブログは、画像のアップするのにエラーが多いです。使いにくいです。
僕だけですかね?


さらに関係ない話ですが、

今年はドイツのヴァイオリン製作コンクールにでようかと思ってエントリーしてきました。まだヴァイオリンは作っていないので間に合うかギリギリですね。

よく、同業者の方になんでコンクールにでるのか聞かれたりしますが、僕は自分を見つめ直すよい機会になるからだと考えています。 

バイオリンを作っていると、だいたいの製作者はもちろん自分が作った楽器が最高だと思っています。(僕もです。)
そして自分のまわりの人々(演奏家や同業者やお友達などなど・・)に見せても、まあ普通の大人な対応ができる人なら「よい楽器ですね~」との反応です。それを鵜呑みにして一人”確変”状態になってしまう製作者の方々も少なからず存在します。 そうならないためには適度に第三者からの厳しい意見もたまには必要なのではと考えてしまいます。 
また、バイオリン製作の世界でも、流行の製作スタイルだったり、新しい修理技術や製作理論、専用工具など、常に世界は新たらしい情報に満ちています。日本にいると自分からアクションをおこさないとそういう情報はなかなか入って来ません。そういった意味でも定期的な海外との交流は十分意味のあることだと思います。
まあ、一番面白いのは、バイオリン作っている製作者は全員強制参加だったらいいのに、って思いますが、
色々と大人の事情もあるでしょうから、そんなことにはなりませんがね。








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by murakawa-strings | 2014-01-28 14:00 | 製作・修理
2014年 01月 24日

アジャスター内蔵式テールピース

ここ数日、修理やら来客やら重なってあたふたしてました。

チェロ修理↓
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ネックを入れようと思ったら表板に修正箇所(古い修理箇所)を発見し、そこを終えて↓
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合体です。 今回はボタン部も直したので気持ちよく接着です。
あとはネックの形を整えればニス塗りに入れます。


馬毛到着↓
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年々、馬毛も値上がりしています。
値段をそのままにして、品質が下がるよりはましなのかと考えています。
この馬毛は高価ですが高品質です。弊店で最上級グレードの毛替えに使用しています。無漂白です。


テールピース↓
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アジャスター付きテールピースです。樹脂製で、ローズ柄がプリントしてあります。
今まで黒しかなかったので、ローズウッドのフィッティングにあいませんでした。

初心者の方で金属製のアジャスターを4個付けて使用している場合は、アジャスター内蔵式のテールピースに交換したほうがよいでしょう。 
値段しか気にしていない方はネットで購入したほうが安いと思います。 きちんと楽器に合わせて”ベスト”な状態で取り付けたい方は楽器店、工房での取り付けを進めます。
特にチェロはウルフなど出ている場合もあり取り付け位置を微調整する場合もあります。 



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by murakawa-strings | 2014-01-24 19:08 | 新商品 / 再入荷
2014年 01月 19日

シンガポール

昨日は色々と新鮮なことがありました。

シンガポールからインド人のお客様が来店しました。
バイオリンを購入したいので色々試奏したいとの希望でした。




すると、



お客様 「座って弾いてもいいかい?」


僕  「どうぞ!どうぞ!」





椅子に座りたいのかと思ったら、


靴を脱いでの、まさかのインドスタイル!!
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(掲載許可はいただいています。)


顎と足でバイオリンを固定して、左手をフリーの状態にして、独特のビブラートとグリッサンドを多用した今までに聞いたことの無いジャンルの演奏スタイル、曲でした。
調弦も独特で、1弦と3弦 2と4弦でオクターブで合わせていました。
楽器こそバイオリンですが、目を閉じればインド気分でした。

普段はクラシックのお客さんばかりですが、色々な演奏スタイルがあることを痛感しました。

そして、二時間ほど吟味してお気に入りの楽器をえらんでいただきました。満足していただけたようなのでよかったです。
ただ、心残りなのは、二時間ばかり工房に居たお客様は、帰るころには靴下が木屑だらけになっていました。
ちゃんと掃除しようと心に誓った一日でした。



さて、

インドには行ったことはありませんが、シンガポールには立ち寄ったことがあるので、そのときの写真でもどうぞ↓
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大都会です。ビルばっかです。 


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↑世界一大きい観覧車です。(今は世界一かどうか知りませんが)一周するのに30分近くかかったと思います。 ゴンドラ内は8畳くらいの広さでした。
数日後にF1のシンガポールグランプリが開催されるらしく、 一帯が封鎖されていたので、他のお客さんはほとんどいませんでした。
もちろん、自分のゴンドラは一人ぼっち、2個前のゴンドラにも一人ボッチのオジサンが乗ってました。

F1は準備の真っ最中でした
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インド人が多いエリアに移動してみると、町の雰囲気もがらりと変って、↓
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寺も沢山ありました↓
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そういえば、寺に入るときも靴を脱いだ気がします。

肝心のマーライオンは、あまりにショックでこんな写真しか残っていません↓
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by murakawa-strings | 2014-01-19 18:20 | 製作・修理
2014年 01月 17日

チェロ修理

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2010年に製作したバイオリンが調整で戻ってきました。 ニスもだいぶ痩せてきてよい感じになっていました。
裏↓
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スクロール↓
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チェロ続き↓
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結局、交換しました↓
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(閉める前に色も合わせます)

裏板のパッチも新しく↓
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(こちらも閉めるまえに色あわせせます。)
そして、閉めます↓
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とりあえず折り返し地点通貨という感じです。


バイオリンのブッシング↓
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by murakawa-strings | 2014-01-17 14:40 | 製作・修理
2014年 01月 14日

EP-booster

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今さらですが、初めてブースターとやらを買ってみました。ずっと気になっていました↑
エコープレックスの入力部バッファのコピーというか、イメージで作っているらしいです。詳しくは自分でググってみてください。何でも人に聞いて済ませるのはよくないと思います。


インプレ↓

ちょっと感動しました。今までオーバードライブをブースターに使っていたのですが、それとは根本的に違う感じでした。 オーバードライブでブーストさせると、必要な所までレベルをあげると無駄な歪(OD自身の)がのってしまった感じでしたが、こいつはイイですよ!

裏側↓
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一応シリアルがはいっています。テンション上がりますね。アダプタは18Vまで使えるみたいです。今となってはよくある仕様です。まあヘッドルームが広くなる的なやつだと思いますが、基本的に電池でつかっているので僕にはあんまり関係ありません。

そして、とにかく中が気になるのでとりあえず開けてみます↓
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電池と比べると大きさが良くわかります!小さいです。この大きさに電池入れたのはすごいと思います。
電池下の絶縁シールも剥がして見てみたいですが、昨日買ったばかりなので、まだ剥がしたくないです。

そして、僕の嫌いな表面実装もチラチラと↓
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この小ささを考えれば表面実装もしょうがないとは思いますが、実際はスペース的な問題ではなく、生産性の問題でそうしているようにも感じますが。


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奥にはミニスイッチが2個あります。 ブライトスイッチとツマミをゼロにした時のブースト量?的な感じらしいです。

アンプはレイニーの真空管のやつを使っているのですが、

ギター→EP→レイニーで十分すぎる感じです。 EPを通すと音が太くなるのと適度にコンプが薄くかかったような感じになります。 音が太くなったように感じる部分はBOSSのCE-2を通したときのような感じです(特に低音弦)。

そして、一緒に購入したのは、こんな素敵な9V電池↓
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どうやら、エレハモの社長らしいです。熱い男ですね。社長自ら戦車の前でポーズして写したらしいです。



仕事のお話↓(チェロ)
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裏板センターのパッチは案の定、ポロポロとはがれました。
全部新しくパッチを作り換えます↓
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by murakawa-strings | 2014-01-14 23:05 | 製作・修理
2014年 01月 13日

チェロ修理

去年くらいから導入したハイグレード馬毛の毛替え、好評です。
とくに、演奏家の方は一度使うとリピーターになる方がほとんどです。
なんでこんな話かというと、 馬毛がなくなってきたのでそろそろ注文しなきゃなって考えてただけです。

最近、どのくらいの時間使うと馬毛がすべる状態になるか気になって調べています。
例としてあげると、あるお客さん(プロの演奏家で演奏している時間が把握しやすい人)で計算してみると130時間前後でした。
演奏の仕方や曲、馬毛の質など色々条件もあるし、どのくらいすべるようになったら毛替えと判断するかも個人差があるのであてにはなりませんけども。
因みにこのお客さんの弓を毛替えする前に自分で弾いてみたら自分も引っかかりが悪くすべるように感じました。



さて、少しづつ進んでいるチェロの修理↓
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元のボタン部はカットして(イモ付け&ブロック下の割れ&幼稚なクラウン処理etc...などにより)↓
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新しく作って
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接着。

スクロールもそろそろ完成です↓
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by murakawa-strings | 2014-01-13 00:00 | 製作・修理
2014年 01月 11日

チェロ修理

他の修理で停滞していたチェロ修理↓
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基本的には元のヘッドど同じになるように削っていきます。
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ペグボックスも削っていきます↓
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話変りますが、

電池が無くなって動かなくなったテプラ↓(ミニ四駆の使い終わった電池を再利用)
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今まで気にしていなかったのですが、全部の電池が均等になくなって動かなくなるのかと思っていました。
使い終わった電池の残量を測ると、2本だけ極端になくなっているだけで、他の電池は1.2V~1.3V近くありました。
因みに、新しいアルカリ電池(タミヤ)は約1.6Vちょっとあります。ミニ四駆に使って速度が落ちて交換した状態で約1.2Vちょっとあります。
そして、テレビのリモコンなら0.9Vくらいでも使えます。
使用する機器によってはまだまだ使えるのでもったいないっすね。今まで全部捨ててました。
もったいないお化けですよ。

電池の残量を測るものは1000円前後で購入できますよ。
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by murakawa-strings | 2014-01-11 16:39 | 製作・修理
2014年 01月 10日

ホームページの不具合について

工房のホームページをリニューアルしているのですが、移行がスムースにできなく、不具合が生じているようです。ご迷惑おかけします。

とりあえず、トップページだけは移動できました。昨日からずっとパソコンいじっているので肩こりましたよ。

最終的には全部新しくしたいのですが、時間かかるので思うように進みません。少しづつ進めていく予定です。

新しいページのおかしな所やリンク切れなどありましたら、親切な方はご一報ください。どうぞよろしくお願いいたします。

なんでパソコンしてると肩こるんですかね?



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by murakawa-strings | 2014-01-10 16:18 | お知らせ