村川ヴァイオリン工房

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2015年 10月 29日

デザイン巻


バロックBowにデザイン巻↓
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お客さんの希望で ピンクベースにブルー。意外といい感じに↓
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海水に漬けていた木材の様子↓
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月曜日から真水に切り替えて塩抜きしてます。
相変わらず樹脂が浮かんできます。



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by murakawa-strings | 2015-10-29 21:00 | 製作・修理
2015年 10月 27日

弓 革巻き

弓の革巻きの色が増えました↓
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いっぱいあります↓
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革巻きは消耗品です。
革巻き部分が摩耗してスティックが露出しているならすぐに交換するべきです。そのまま使い続けるとスティック部が摩耗してしまいます。
スティックの摩耗部を修理するには代金も時間もかかってしまうので、そうなる前に早めに革巻き交換するべきです。
革巻き交換だけでもできますが、毛替えのタイミングで一緒にやったほうが良いと思います。



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by murakawa-strings | 2015-10-27 12:29 | 製作・修理
2015年 10月 26日

サンライズ ”SUNRISE”


いろいろあって、いい物を手に入れました。


ストラディバリが33歳の時の作品  ”SUNRISE” 1677
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の石膏レプリカ!! ↓
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実物から採った石膏です。 現在、サンライズは米国スミソニアン博物館の所有になっています。1980年あたりで日本人が所有していたらしいので、その時に日本で採ったみたいです。
大がかりな修理をするときでないと石膏で全型をとることはないので、中々の貴重品です。
製作する人には大変役に立つ資料になると思います。
演奏家所有や博物館のストラドなど見る機会はあっても 製作時に手元にストラドがあるということはないので大変参考になります。

ライトアップすると隆起がよくわかります↓
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※白いのでピントが合いづらい。

1677年製作なので、ニコロ・アマティの影響が見られます。結構ハイアーチです。
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資料にはのっていない部分のアーチングなど非常に参考になります。

アップにすると装飾部分もわかります↓
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グラマーです↓


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誰かがバスバーを無理やり付けたのか、上のバスバー付近が少し歪んでいます。

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f字孔を横から見た所↓

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結構エグイです。

欲しい製作者が100人位いたら量産して売ろうかとも思いましたが、今のところその予定はありません。



製作ボルテージはMaxに上がりましたが、しばらくは修理で中断です。
今時、3Dスキャンで無傷でデータとか取れるのに流通しないのは、やっぱり所有者が嫌がるんですかね?何億もだして買ったのに、ただでデータ採るなって。
まあ、わからないこともないですがね。



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by murakawa-strings | 2015-10-26 23:39 | 製作・修理
2015年 10月 26日

マツヤニ


マツヤニ混ぜてました。ニス用ではなく演奏用です。

丁度いいマツヤニがなく二種類のマツヤニを混ぜて塗っていたお客さんから、「一個にできないか?」と相談されたので、↓
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溶かして、混ぜて↓
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揮発性の油分も多く含まれているので短時間加熱。

型に流してしばらくすると↓
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布に貼り付けます↓
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お客さんも満足してくれたようで良かったです。

※いつもご利用してくれているお客さんのは喜んでやりますが、そうじゃない人は自分でやってください。いつも毛替えや弦購入などで弊店を利用されているお客さんには、細かいご相談にもできる限り協力させていただきますが、普段インターネット通販や他店で弦を購入して困った時だけ「それやってよ。」って、そういうのは知りません。 
なんでこんな話をしてるかって言うと、最近変なお客さんが多いからです。
もちろん、一見さんお断りという訳はありません。

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修理↓
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ペグ穴埋め

毛替え↓
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by murakawa-strings | 2015-10-26 16:54 | 製作・修理
2015年 10月 25日

お知らせ


本日は臨時休業しています。 
ご迷惑おかけします。



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バイオリン製作も少しは進んでます↓
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f字孔を切り終わったところです。
今回はかなりいい感じの隆起に仕上がりました。楽しみです。 

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by murakawa-strings | 2015-10-25 12:40 | お知らせ
2015年 10月 24日

お知らせ


10月30日(金曜日)は臨時休業します。
工房にいる時間と出かけてる時間があるので、急用の方は携帯に連絡ください。


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by murakawa-strings | 2015-10-24 00:00 | お知らせ
2015年 10月 18日

割れ修理


表板の割れ部分の接着↓
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製作↓
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f字孔を鋸で切り抜いた所。
修理でお預かりの楽器がたまってきたので、製作は少しペースダウン。

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こないだ新しく買ってきた和膠を使ってみようと↓
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水を吸わせるのに時間が掛かるかと思ってけど、意外と早く柔らかくなりました↓
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特に臭いも気になりません。


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by murakawa-strings | 2015-10-18 23:56 | 製作・修理
2015年 10月 16日

超小型ボール盤


夏の強化合宿で、
僕のボール盤が「真ん中に穴が開かない」とディスられたので新しいのを買いました。

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日本製↓
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写真で見るとあまり小さく見えませんが、現物を見るとかなり小さいです。
小さいながらも、それなりに精度も出てます。
小さいですが10キロくらい重さもあるので使いやすいです。
細かい部分もしっかりしています。そして、思いやり的な機能も付いてます。さすが日本製です。
会社は日本でも生産は中国とかもありますが、やはり国産はいいです。
梱包も超丁寧で会社の神対応もすばらしいです。おもてなし精神ですね。久しぶりに感動しました。

超小型のボール盤を探しているならおすすめです。内枠に穴あけたりとかにも使いたい人は、1台ですますなら大きいのを買わないとダメだと思いますが。

ついでにバイスも新しくしました↓
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あるといろいろ便利な小型バイスですが今までは上のを使ってました。ちょっと おもちゃ的な感じがします。

かなりしっかりしてます↓
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重さも結構あり、ガタツキも少なく使いやすそうです。




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by murakawa-strings | 2015-10-16 13:50 | 製作・修理
2015年 10月 15日

いろいろ

バイオリン製作は順調に進んでます↓
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この裏板の虎杢はなんだか好みです。特に変わっている模様ではないですが、いい感じです。
同じような虎目の幅でも良く見ると模様の入り方が結構違います。
ニス塗るといい感じになりそうです。楽しみ。

摩耗して使えなくなった豆鉋を直したり↓
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押えを引っ掛ける部分が摩耗して引っかからなくなったので、 真鍮をロウ付けして補強。
とりあえずは使えるようになりましたが、でっぱりが指に食い込む・・・
もう少し形を整えればなんとかなりそうです。

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実験の続き↓
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流水に漬けているわけではないので、たまに掃除しないといけません。
とはいっても、水に浸かりきっている部分は特に問題ないのですが。

かれこれ2週間半位浸かってるんですが、表皮に近い部分がバナナのみたいに柔らかくなって手で剥けました。↓
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コルク質っぽくなってる部分です。 他の部分は特に柔らかくなっているということはありません。

まだしばらく海水注入です。


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セットアップ↓
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変なf字孔のバイオリン。 修理してセットアップしたら販売予定です。


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by murakawa-strings | 2015-10-15 14:33 | 製作・修理
2015年 10月 13日

パフリング


夏の強化合宿で作ったパフリングを早速使用してみたいと思います。
まずは、まだシート状態なので細かく切り分けていきます↓
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結構めんどくさいですが、とりあえず一枚分やりました↓
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やっとパフリング完成。
ここまで来るのに結構大変でした。
工場製のパフリングは1本100円位で売っていますが、自作パフリング、1本2000円位で売らないと苦労が報われる感じがしません。
そのくらい手間かかります。

まあ、こんなにこだわっところで、演奏者は気にも留めないし、同業者からはそれで音がよくなるの? とかディスられる始末です。
完全に自己満足の世界ですが、それでもいいんです。やるんです。

バイオリンに入れるとこんな感じです↓
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いい感じです。

いい感じですが・・・

もう少し手作り感がでるのを期待していたんですが、綺麗に作りすぎたせいか、工場製のパフリングのようにみえなくも・・・
最終的にはニスを塗った後に真ん中のポプラ部分が良い雰囲気を醸し出すはずです。


夏からのパフリング製作のまとめ↓

① 結構めんどくさい。(手間かかる)
② 想像していたよりも綺麗にできた。
③ メープル系、黒檀系のパフリングよりも曲げやすい。(今回は梨×ポプラ×梨で製作)
④ 黒檀系パフリングより膠との相性がいい気がする。(掘りこんだ時の削りかすで比べると) 
⑤ 製作時に思ったより力がいるので、一度に大量に作るなら筋トレが必要。
⑥ 黒い部分はログウットでの染めが最適でした。
⑦ 鉋出しの時点で完成時の寸法より0,1mmづつ多くとる必要がある。( 鉋出し 0.4×0.7×0.4 → 完成 0.3×0.6×0.3)

終わり


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隆起削り↓
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今回は、近代的な隆起ではなく、オールドらしい隆起に削ってみようかと思います。
前回の評判が良かったオールドフィニッシュで仕上げようと思います。
今回もかなりの力作になる予定です。(毎回力作じゃないとダメなんですけどもね)
注文製作じゃない楽器は色々新しいことを試せたり、自由に作れるので、楽しいです。
もちろん注文製作でも 全部お任せします!ってお客さんの方が多いですが。




そういえば、今年はトリエンナーレ(製作コンクール)に出品しませんでした。
期待のクレモナ勢もあんまりいい結果ではありませんでした。
コンクールの結果を見て思ったんですが、
「最近はワイルド系が流行っていて、クレモナのツルツル系は順位が低い」とかよく聞きますが、
(自分もそう思っていましたが)
「クレモナのツルツル系だからダメとかそんな単純な問題ではなく、もっと根本的な部分なんじゃないの?」って思い始めました。
まあ、今回は自分は出品してないんでなんとでも言えますがね。














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by murakawa-strings | 2015-10-13 15:19 | 製作・修理