村川ヴァイオリン工房

murakawavn.exblog.jp
ブログトップ

<   2016年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧


2016年 05月 31日

音調整

音調整のためにネックリセットしていたバイオリンもようやく折り返し地点に↓
d0299605_21334815.jpg
予定通りに終わりそうです。

~~~~~~~~~~~

テールピース交換↓
d0299605_21343374.jpg
テールピースの長さがあっていなかったので交換することになったのですが、
柘植の部品はメーカーによって結構色が違います。
自分にとっては当たり前なことだったのでセットで交換ではない場合は多少色がちがうことは気にいていませんでした。

女性のバイオリンの先生に見せたら、

「年頃の娘さんなので同じ色にしてあげて!」と。

自分にはこういう気遣いが足りないのだと思いました。
ちなみに写真の一番右のテールピースを付けようとしました。

ごめんなさい。反省します。。。


村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-31 21:44 | 製作・修理
2016年 05月 30日

バイオリン 乾燥材

乾燥材のご紹介↓
d0299605_17462737.jpg
そろそろ、だんだんと湿度も上がってきているので、ケースに乾燥材を入れておいてもいいかと思います。
このての物はないよりはましという程度の効果だとは思いますが、ケースに湿気がこもるのくらいは防げるかと思います。
よく楽器の下に直接入れてる方を見ますが、楽器には直接当たらないところに入れましょう。
高価な物ではないので、梅雨の時期だけでも入れておいてはどうでしょうか?

~~~~~~~~~~~

弓の修の続き↓
d0299605_17545194.jpg
チップが完全に浮いてる状態。
d0299605_17552125.jpg
黒檀のライナーも割れている状態。
d0299605_17564573.jpg
先端も外れかかってる状態↓
d0299605_17573062.jpg
素人が修理したのかひどい状態なので全部やり直します。

チップを外します↓
d0299605_17583465.jpg
隙間に接着剤を流し込んだひどい状態。

穴の端の部分も細すぎて、割れてきている状態なので、もう少し小さめの穴にします。
d0299605_17590485.jpg
せめて右側くらいの厚みが欲しいと思います。



~~~~~~~~~~~


ヴィオラの音調整↓
d0299605_18042259.jpg
駒の幅があっていないので、交換します。
ビオラは大きさに幅があるので、バスバーの位置も楽器によって結構違うので注意が必要です。
上手く鳴ってないようなら点検した方がいいかと思います。

少し大きな駒を立てることになりました↓
d0299605_18073260.jpg
交換した結果、発音がよくなり、低音も響くようになりました。

~~~~~~~~~~~

バイオリンの弓のバランス調整↓
d0299605_18094042.jpg
最近多いですな。

~~~~~~~~~~~

スライド交換↓
d0299605_18102589.jpg
金属がかぶせてあるタイプなので少し面倒です。

とりあえず一回ばらして↓
d0299605_18114180.jpg
接着材を掃除して 新しい貝を削ります。
d0299605_18111044.jpg



村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-30 18:16 | 新商品 / 再入荷
2016年 05月 26日

修理

バイオリンの弓修理↓
d0299605_23465407.jpg
ネジがダメになってるので交換します↓
d0299605_23465985.jpg
上手く合うのがあれば、作業はスムーズに進みます。

~~~~~~~~~~~

ネックリセットの続き↓
d0299605_23470406.jpg
元の掘り込み部分を埋めていきます。


村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-26 23:50 | 製作・修理
2016年 05月 26日

バランス調整

修理の方が忙しく、ビオラの製作は再び停滞気味です。
まあ、忙しいのはいいことです。

ネック修理のために指板をはがそうとしてもびくともしない。
一応、はがす可能性がある部分は、比較的簡単にはがせるように付けるはずなんですが・・・
無理にはがすとネックが割れてしまいそうなので指板は削り落とすことにしました↓
d0299605_23532973.jpg
普通にはがれれば五分で終わる作業も、無駄に一時間。
外したネックはリセットのため木を継ぎ足し↓
d0299605_23551459.jpg
~~~~~~~~~~~

弓のバランス調整↓
d0299605_23571156.jpg
少し太いのでまき直し。

こちらは革の下だけ巻き足して、バランスの修正↓
d0299605_23581036.jpg
~~~~~~~~~~~

こちらもシルバーチップ部分の修理↓

d0299605_23581456.jpg
綺麗に直しますが、もう少し早く修理に出して欲しかったですな。


村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-26 00:03 | 製作・修理
2016年 05月 22日

製作

修理が忙しかったので、更新してませんでした。
少し落ち着いたのでビオラを少し進めました↓
d0299605_13125310.jpg
パフリングは入れ終わり、隆起を削っている所です。
途中で止めるとわからなくなるので、時間があるときに一気に仕上げたいです。
これも、オールドフニッシュにする予定ですが、
たまには綺麗なオレンジ色で新作仕上げを作りたいという気持ちも、ふと、わいてきました。
とりあえず、これはオールドフィニッシュで。

~~~~~~~~~~~

修理↓
d0299605_13130829.jpg
ペグを替えたりしてました。 
これは機械式のペグです。
少し前に発売されて調弦はしやすいのでちらほらつけた人がいましたが、音が悪くなるので、普通のペグに戻しています。

~~~~~~~~~~~
自分の楽器のバスバー交換して実験したりしてました↓
d0299605_13134404.jpg
非常に有益な結果が得られました。 めんどくさかったがやって良かった。
最近バスバー関連の話が良く上がり、色々考えていた部分もあったので、試してみてよかったです。

バスバー
◦位置
◦傾き
◦形
◎駒足との位置関係
◦大きさ、高さ、厚さ
◦低音弦への影響。

などなど。
奥が深いです。

村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-22 13:43 | 製作・修理
2016年 05月 15日

魂柱立て 改

GWのワークショップで作った魂柱立てを改造しました。

他人のカーブではやはりやりにくく、18年使っている魂柱立てと同じカーブに直すことにしました。
事の発端は、シャフト部分にもっと焼きが入るんじゃないかと思って調子に乗って焼いていたら、焼き入れの時に炭素鋼部分が割れてしまいました。

ということで、とりあえず分解↓
d0299605_23490875.jpg
割れた方だけ取り外します。

新しいシャフトを愛用の魂柱立てと同じカーブに曲げていきます↓
d0299605_23561148.jpg
上から、
GWに作った物。
新しく曲げた物。
18年愛用の魂柱立て。

再びロウ付け↓
d0299605_23562958.jpg
シャフト部分を削って完成!!
d0299605_00001190.jpg
使いなれたカーブに!
d0299605_00003257.jpg
先端部分も少し削り直して小さくしました↓
d0299605_00015147.jpg
反対側も焼きが入りまるでオリハルコンのような硬さです↓
d0299605_00020950.jpg
グリップ部分↓
d0299605_00030991.jpg
少し小さくなった先↓
d0299605_00032395.jpg
d0299605_00043340.jpg
市販品と比べるとこんな感じに↓
d0299605_00045227.jpg
かっこいい。

使うと傷つくから飾っておこうかな・・・

村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-15 00:08 | 製作・修理
2016年 05月 13日

慢性的五月病


もうすぐ6月になります。

ちょっと前にお正月だったのに、早すぎる。
さぼっている時間はないとうことですよね。

毎度のことながら、慢性的な五月病にかかっているので、GW明けだからペースがみだれるということはありません。

これ以上乱れようがない感じです。

頑張ります。


~~~~~~~~~~~

お客さんが持っていた魂柱立て↓
d0299605_13320099.jpg
ドイツかどこかのらしいですが、南部鉄器みたいでかっこいい。
d0299605_13320276.jpg
d0299605_13320477.jpg
意外と使いやすそうでした。

~~~~~~~~~~~

お客さんの弓の選定をしたり↓
d0299605_13404487.jpg
~~~~~~~~~~~

ペグ交換
d0299605_13404632.jpg
黒檀のプレーンですが、高品質のものです。

削って合わせていきます↓
d0299605_13404856.jpg
高品質のペグ材を使っても、削り合わせが上手くいっていないと何の意味もありません。
調弦が上手くできないのは、大体はペグの削り合わせが上手くできていないだけです。
いかげんに作業されてそうなっているのか、完璧にできないのかは知りませんが、上手くフィッティングできていないのを結構みます。

安いペグ(上)と高いペグ(下)↓
d0299605_13404929.jpg
並べるとわかりやすいですが、安い方が材料がスカスカで柔らかく、色もまだらです。
頻繁に交換する物でもないので、値段は高いですが、高品質な物を付けたほうが良いと思います。


~~~~~~~~~~~

サウンドアジャストメントに関するネック関係の修理↓
d0299605_13405137.jpg
~~~~~~~~~~~

最近は弓のデータ集めているので、毛替えで良い弓を預かったときはデータをとっています↓
d0299605_13405394.jpg
両方サルトリー。



村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-13 13:55 | 製作・修理
2016年 05月 11日

ログウットの顔料は乾燥中↓
d0299605_12394614.jpg
赤みのない紫。 青紫に近い感じかも。
単体でニスに使うことはないでしょうが。
d0299605_12400260.jpg
やはり顔料は人工的な物より自分で作った天然の物の方がいいように思います。
いいというか、当たり前ですが「自然な色味」です。

~~~~~~~~~~~

ビオラ製作はパフリング入れるところです。
板状になっているパフリングを切り分けます↓

d0299605_12402727.jpg
自作したパフリングがあるので、今回もそれを使います。
ちょっと細目ですが、特定のモデルのレプリカではないので気にしないです。

村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-11 12:50 | 製作・修理
2016年 05月 10日

ビオラ製作

修理が一段落したので、ビオラが少し進みました↓
d0299605_13242523.jpg
外周の整形が終わり、パフリングの溝を掘っていきます。↓
d0299605_13242783.jpg
こんな感じで線を引いていきます。
表板↓
d0299605_13243012.jpg
GWには完成してる予定でしたが、
まあ、いつもの通りですね。

~~~~~~~~~~~
修理↓
d0299605_13241425.jpg
バスバー交換や割れの修理など。
箱にします↓
d0299605_13242219.jpg
~~~~~~~~~~~
正月に作って、やたらと沈殿に時間が掛かっていたログウットの顔料を乾燥させ始めました↓
d0299605_13243208.jpg
いい感じの紫色になりました。
今製作しているビオラの ニスに使ってみようかと思います。
もちろん、紫色のビオラにするわけではありません。 赤色をより効果的にするために使用します。

村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com
[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-10 13:37 | 製作・修理
2016年 05月 06日

第5回 江古田ヴァイオリンワークショップ

本日から通常営業してます。

GWは「第5回 江古田ヴァイオリンワークショップ」 をやってました。
今回は魂柱立てを作ったり、楽器の音調整などでした。

d0299605_13255171.jpg
少し前に、ベアー氏の使っている魂柱立てを見て、自分たちも作ろうといことになりました。
すごい硬い魂柱立てを使っていたのが印象的でした。
ならば、もっと硬い魂柱立てを作ってやるぜ!!ってなりますよね。

結果的には、筋トレに使えるくらい硬い魂柱立てができました。
d0299605_13312515.jpg
d0299605_13314543.jpg
d0299605_13314817.jpg
シャフト部分は炭素鋼なので焼き入れ↓
d0299605_13575262.jpg
新しいバーナーは火力が強いので作業が楽でした。
d0299605_13594889.jpg
d0299605_13593238.jpg
d0299605_13593602.jpg
d0299605_13592773.jpg
こちらは自分の作業ではありませんが↓
d0299605_14021651.jpg
d0299605_14035857.jpg
d0299605_14040124.jpg
データをとったり

d0299605_14055120.jpg
d0299605_14055445.jpg
d0299605_14060167.jpg
d0299605_14060695.jpg
横板の厚み及びライニングが音にどのように影響しているのかがよくわかる実験でした。

ライニングも壊れないようにと過剰に補強してある楽器がたまにありますが、音には悪影響みたいですね。
確かに補強すれば壊れにくくはなりますが、あくまで「楽器」というのを考えると、一番は音のことを考えるのが筋だと思います。
横板周辺部が無駄に過剛性になってしまうと全体の振動バランスとしては崩れてしまうみたいです。



村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com

[PR]

by murakawa-strings | 2016-05-06 14:19 | 製作・修理