村川ヴァイオリン工房

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2017年 10月 09日

ビオラ 駒交換


今日は久しぶりに自転車に乗りました。 
25kmしか走っていませんが、久しぶり過ぎて体調が悪くなりました。






巨大ビオラの駒交換作業。

52mm幅の駒から58mm幅の駒へ交換します。
市販の駒だと、52mmくらいまでしかないので板材から切り出します。


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駒材のメイプルは裏板に使うメイプルとは違います。



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駒足を楽器の隆起に合わせたら仕上げに入ります。黒い駒は52mmなので、大きいのがわかると思います。



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足幅がいくら広くなろうとも、弦幅はそんなに変わらないので、なんだか不格好です。
バスバーとの関係性を考えるとこの幅が良いですが、幅が広くなるとどうしても駒自体の質量が増えてしまうのが気になりますが、
58mmの駒の方が楽器の鳴りは良い結果でした。




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弓の修理↓


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銀線のまき直し



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封蝋。

スプーンで溶かしてから垂らすタイプの方が紙に上手くなじむようなので試してみました。

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たしかに、ロウソクタイプだと一滴づつ垂らしていくので、最初と最後で温度差ができてしまいます。




一気に垂らせるので均一に、かつ薄く仕上がることが分かりました↓

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厚みを持たせるなら、ロウソクタイプの方がやりやすいと思います。





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初めて使ったバイオリンのE線↓
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音はどうだかわかりませんが、錆びにくいらしいです。


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by murakawa-strings | 2017-10-09 23:53 | 製作・修理
2017年 09月 10日

バスバー。


※昨日書いたバスバーの寸法間違えてましたので修正しました。

弓の修理↓

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チップの先端のかけ。

綺麗にかけていて、なおかつそんなに時間が経っていない物なら先端だけ足します↓
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チップの他の部分がそんなに傷んでいない場合は無理に交換する必要はないでしょう。


こちらはさすがに交換します↓
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ターティスモデルのバスバー位置について↓
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だいぶ前から放置状態のヴィオラのバスバー交換。

ターティスモデルは特殊な形をしているので、バスバーの取り付け位置に悩みます。
こちらのビオラは2015年に製作したやつですが、お客さんの協力でバスバー位置変更でどう変わるかやってみることにしました。

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上側、元の位置より約1.5ミリ外側に。

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下側、元の位置より2ミリ外側に。

丁度、1ミリ内側に↓
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どうなることでしょうか?
最近のバスバーの実験結果などを参考にすると、この位置の方が最適だと今は考えます。

話すと長くなるので今は書きませんが、モード5のノード位置とバスバーの位置とF字孔の目玉間の距離と駒足の位置関係の仕組みが・・・・

書くのめんどうです。





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by murakawa-strings | 2017-09-10 15:13 | 製作・修理
2017年 07月 11日

バスバー調整


一昨日は仕事を休んで、社会科見学に行ってきました。
知り合いのオーケストラのお手伝いをしてきましたが、色々大変だな~と思いました。
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こちらは2013年に製作したビオラ↓

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お客さんの許可をいただいて、 ほんの少しだけバスバーを削り、板厚も部分的に少しだけ落としました。
結果的にはさらに鳴るようになりました。
やはり、自作の楽器だとバスバーの削りに対する変化が他の楽器より把握しやすいように感じます。

バスバーは奥が深い底なし沼ですが、最近色々バスバーの実験をしてると新たな発見もあります。
魂柱のように手軽に調整できないので色々難しいですが、その分効果も大きいです。


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by murakawa-strings | 2017-07-11 00:01 | 製作・修理
2017年 06月 19日

バスバー交換


早速、バスバー交換のためにオープン↓

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色々測定してから、バスバーを削り取ります。



せっかくなんで、2015年に製作したターティスモデルのビオラも、お客さんの協力により実験的に交換してみます↓

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二本とも、バスバーの取り付け位置の若干の変更と、ほんの少しだけ小さく(弱く)します。

中々自分で作った楽器のバスバーを交換する機会はないと思います。
(2本ともオールドフィニッシュだったので良かったです)



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チェロの駒の矯正修理↓
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せっかく矯正しても、気を付けて使わないとすぐに曲がってしまいます。



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by murakawa-strings | 2017-06-19 00:03 | 製作・修理
2017年 06月 11日

お久しぶりです。



修理がたてこんでいて、ブログ更新がストップしていました。
とりあえず一段落しましたので、また通常通り受け付けます。



さて、

少し前から僕のお気に入りになっているペグソープの紹介です↓

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個人では中々使いきれる量ではないですが、バイオリンの先生などは一つもっていてもいいかもしれないですね。
他のメーカーの物でもそうですが、つけすぎると止まらなくなります。
そして、ペグが正確に調整されてあることが前提です。
僕はさらに別の物を混ぜて使っています。

弊店で弦を購入していただいてるお客さんのペグは、弦の張替の際に無料で可能な限り調整して差し上げています。
弦の巻き方ひとつで、ペグの止まりやすさや、音も変わってきます。

弦を持ちこみの場合は基本的に巻き替えているだけです。



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新しい馬毛↓

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仕入れるたびに結んでる紐が増えてるような・・・
紐の重さもカウントされてるんですかね?


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海水で樹脂抜きしてたバスバー材↓

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ほとんど水分は抜けたと思います。

というか、

湿度によって、材の重さが思っていたよりも変わることに気付いた・・・
水につけて、確かに樹脂は抜けていくが、材の重さの変化自体は湿度の影響なだけな気が・・・

まあ、でも、抜いた材の方がいいような気がするんですが。


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ビオラのセットアップ↓

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セットアップが済んだら販売予定のビオラです。
ドイツ、1985年製、403mmです。
完成したらビオラをを探しの方は試奏してください。

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こちらはお客さんご注文の少し小さめのビオラ↓

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納品前に細かい部分の調整をしていきます↓

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たとえば、テールピースの枕部分の高さや形を調整。
もちろん、他の部分も色々調整します。







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by murakawa-strings | 2017-06-11 00:06 | 製作・修理
2017年 01月 03日

無題

工房は4日まで休みですが、仕事はやり始めています。

早速毛替え↓
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お正月らしく金鼈甲です。


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by murakawa-strings | 2017-01-03 18:19 | 製作・修理
2017年 01月 01日

ビオラの弦長調整


あけましておめでとうございます。

色々あって、大晦日も元旦も仕事をしてました。

ダイエットの方は糖質制限とかそんな感じで順調に進んでますが、
お米食べたいですね。



嫁入り前に調整中のビオラ↓
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せっかく作った牛骨ナットですが、
弦長を詰めつつ、ガット仕様にします↓
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6mm位短くします。
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弦長で5mm位短くなりました。
裸ガットは弾いていて楽しいですね。


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by murakawa-strings | 2017-01-01 21:34 | 製作・修理
2016年 12月 11日

ビオラ フィッティングパーツ


フィッティング交換したビオラ↓
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ローズからエボニーに交換しました。
ローズでも特に音に問題ありませんでしたが、結果的にはエボニーの方がより良い音質でした。
見た目も引き締まっていい感じですね。
一応、材によって音質の傾向はありますが、やはり相性もあるので実際取り付けてみないとわからないものですね。

奥が深いぜ、フィッティングパーツ。
自分でフィッティングの材を選ぶとき、エボニーを選ぶことは少ないので、なんだか新鮮です。

お客さんに柘植かローズか黒檀を選ばせるとイメージの問題か、黒檀はあまり人気がないようです。
気持ちはわからなくもないですが、黒檀もいいですよ。



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バイオリン製作↓
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ネックを入れたとこです。
遅れまくってますが、さすがに今週中には白木で完成しそうです。
これのフィッティングはローズにする予定でしたが、再考中。





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by murakawa-strings | 2016-12-11 23:39 | 製作・修理
2016年 12月 08日

ビオラセットアップ


工房の展示用に古材で作ったビオラが嫁入りするので、最終的な調整。
使用する方がローズだとアレルギーがあるらしいのでフィティングを黒檀に交換します↓


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駒を何枚も作ったりと結構色々調整していた楽器なので、ちょっと思い出の楽器です。



せっかくなので、アゴアテの金具もチタンに交換↓

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そんなに大きなビオラではないのでケースがスカスカかと思ったけど、意外とぴったり!



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バイオリンの駒を仕入れたり↓

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新しい資料↓

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基本クレモナの博物館に展示してあるものの写真ですが、未公開資料も載ってるらしいです。


ちょっと興味深いやつ↓

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※まだ見てない人にネタバレしたらわるいので、ぼかし入ってます。


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by murakawa-strings | 2016-12-08 00:07 | 製作・修理
2016年 10月 12日

ビオラ用フィッティング入荷

ビオラ用の黒檀のフィッティング入荷しました。

黒檀に柘植のリング↓
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黒檀に黒檀のリング↓
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値段はどちらも一緒ですが、個人的には柘植リングの方がお洒落な気がします。


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弓の修理↓
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ネジがすり減っているので打ち替えします。
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貝もとけてます↓
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by murakawa-strings | 2016-10-12 15:29 | 新商品 / 再入荷