チェロ修理 ビオラ製作
2013年 10月 20日
雨はいやですね。
まだ、かかとが痛いんですけど。。
剣道の練習もしないようにしてるんですけど。
チェロの続き↓
上コーナー部分にいたっては、板すら貼り付けていないのでこちらもブロックを作ります。
コーナー部分にあわせて削っていきます。 内枠と同じように先端まできっちりブロックをいれることもできますが、 この状態からだと、 石膏または樹脂などでコーナー横板部分の型をつくったり(各コーナーごとに必要)と結構な作業(費用も)になってしまいます。
小型のビオラ製作↓
寒いので鉋掛けの作業がはかどります。 ライニング材の製材です↑
材料はバスウッドです。最近のお気に入りです。 軽くて、作業性もよく、膠の噛みもいいです。
そして↓
表板の接ぎ合わせです。 上手く接着されていると300年経過してもハガレていないものもあります。
中央部分にかけてうっすらと、隙間をあけて削ります。 クランプで閉めるとピッチリくっつきます。
この隙間のつけ具合が重要です。
材料の乾燥具合、木取りや材の癖、作業時期の季節(湿度)などのよって変化させます。
日本では梅雨から夏にかけての時期より、 冬の時期に作業をしたほうが良い結果がえられるでしょう。
僕は毎年お正月にやる気を出して、その年に製作する材料を全部接ぎ合わせしようとがんばりますが、
全部は無理ですね。。。
村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com