EVH Wolfgang USA
2014年 07月 22日
2020/12/11更新
エドワード・ヴァン・ヘイレンですよ。
最近すっかり自分のブランド作って物を売ると儲かることに味をしめたのかは解りませんが、ちょいちょい新商品をラインナップしてるみたいです。
エディー曰く、 「俺っちがステージで使っている物と全く同じギターだぜ!!」
という話ならば、エディーファンなら欲しくなってしまいます。
商売上手ですね。
自分のは初期のモデルですが↓、その後、色々細かい変更したモデル出てるみたいです。最終的にレリック仕様もあるみたいです。意味わからないですがね。
ヘッド裏↓ペグはEVHマークですがゴトー製です。
ネック材は綺麗な正目のメイプルです。内部にカーボン製の補強材が2本入っています。そのおかげかわかりませんが、ネックは非常に安定しています。
ネックは結構太目ですが、左右非対称型なので握りやすいです。
EVHブランドの Wolfgang、最初はどこが製作しているのかアピールしていませんでしたが、フェンダーカスタムショップ製だと噂されていました。
途中からヘッドの裏に思いっきりフェンダーのマークが入るようになって、2014年にはフェンダーのカタログにラインナップされるようになってました。
ブリッジ↓
6弦にDチューナーがついていますが、ザグリが浅いので可動域が狭く使いにくいです。
ブリッジはフローティング状態ではなく、ベタ付け状態で少し尻下がり(エディーのこだわりらしい)にセッティングされています。
裏↓
アーチトップなのでメイプルは一番厚い所で15mm位でしょうかね。
この個体はトップは1ピース、バックは3ピースぽいです。 他の個体もバックは3ピースのを何本か見たので、基本バックは3ピースなのかもしれません。
スルーネックボディのウイングみたいな位置に継ぎ目がきています。自分で作るなら確かにそうするな。
フェンダーの2Pみたいにネックジョイントプレートにかかる位置に継ぎ目がくるのはなんだか気になる。
ネックジョイント部
コントロールパネル内部↓
メイドインUSAならこんなもんでしょう。
以前持っていたアイバニーズのJ-カスタムは綺麗でした。さすが日本製ってな感じでした。
ちなみに、最終モデルはボリュームポッドにトレブルブリード回路が付いているらしい。
ポッドもEVHの刻印入りです。ローフリクションポッドです。 初期型はヴォリューム、トーン共にローフリクションでしたが、最近のやつはトーンは普通のポットに変更されているみたいです。 普通に考えたらそのほうが使いやすいですよね。
PU↓
ロウ漬けしてあります。そんなにハイパワーなPUではないと思います。ボリュームによく反応して、音の分離がよく、意外と癖のないバランス型のピックアップだと思います。
ステンレスフレットはとにかく減らないですね。音が固くなるとか言われたりもしますが、あんまり関係ない気がします。
固いので作業性が悪いのでリペアショップでは、嫌な顔されるのでしょうかね?
だいたいこんな感じです。
最近カタログみたらカスタムみたいなのが発売されていて気になります。
2017.2 追記
EVHフロイドローズについて
※注意事項
弊店に電話でギターについて質問してくるか方がいるのですが、一切答えるつもりはないので電話してこないでください。
ギター関係については個人的な趣味でやっているだけです。
村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com