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テールガット、ビオラ用もテスト終わりました。


新しい固定方法のテストですが、在庫のビオラにも取り付けて様子見してました。

テールガット、ビオラ用もテスト終わりました。_d0299605_15382610.jpg
テスト用だったので端っこの赤く染まりきっていない部分をつかったけど、血が滲んだみたいに見えてエグイ。

一応、バイオリン用と同じ太さでも問題なさそうですが、ビオラ用はバイオリン用より少し太い物を使っています。

ビオラの方が交換後の効果が体感しやすいかもしれません。



お客さんにも勧めているので沢山入手しました↓

テールガット、ビオラ用もテスト終わりました。_d0299605_15382715.jpg
テールガット、ビオラ用もテスト終わりました。_d0299605_15382692.jpg

昔はガット素材が主流でしたが、取り付けや調整が簡単便利ということで、ナイロン製が主流になってしまいました。
ですが、ナイロン製は簡単便利ということで使われるようになっただけで、音色がより良いから使われるようになったわけではありません。ようは売り手側の事情です。
音色自体はガット素材の方が柔らかで豊かな音色があります。
テールコードなどの化学繊維系はナイロン製を基準にしたならば、やわらかな音がでますが、音色があまりよくありません。ガットがないなら選択肢にいれてもいいとは思います。金属系はクリアーで芯のある音の傾向になりますが、豊かな音色とは違うように感じます。ぼやけた音色の楽器には合うかもしれません。
もちろん、楽器によっての組み合わせや個人の感じ方や好みもあるので、絶対的にこれが優れているっていうものはないとは思います。そもそも先に書いた各素材の音の特徴も僕の個人的な感想でしかありません。
ガットのデメリットは演奏者の汗などによる伸びや切断など(取り付け、調整に手間がかかる)ですが、バイオリン、ビオラに関しては切断ってのはあんまり見たことないように思います。外れているは止めてある結び目からのすっぽ抜けの場合がほとんどだと思います。工房で定期的な点検や、あやしくなる前に交換してしまえば防げると思います。ナイロン製でも極稀に切れたり、低級品ではネジ部分のすっぽ抜けもあります。
結局、弦にしてもオリーブの音色はいいけど手間(あと値段)がかかるので、ナイロン弦に代わっていきましたが、演奏者が求めている音色自体はガット弦のような「豊かな音色」だったり、メーカー自体もナイロン弦なのに「ガット弦のような音色」の弦を目指して開発していることでしょう。





少しでもトラブルはないほうがよいので、こういう怪しい部分は捨ててしまいます↓

テールガット、ビオラ用もテスト終わりました。_d0299605_15382817.jpg

もともとよじってあるだけなので、裂け目ではないので使っても問題ないとは思いますが、こういう部分ははじきます。


※チェロ用はやってません。







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by murakawa-strings | 2021-08-26 16:50 | 新商品 / 再入荷

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