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象の革

弓の修理↓
象の革_d0299605_15034387.jpg
一生懸命練習していると修理に持ってくる時間がないのもわかりますが、もう少し前に修理に出される方がいいと思います。
ここまでいくと革巻きを超えてスティック本体まで摩耗し始めています。
こういうこともあるので、カーボン弓でもなんでもよいので、サブの弓があると安心ですね。

在庫が少ししかないので、常連さんにしかやってない象の革で巻き替えます↓
象の革_d0299605_15034304.jpg
象の革はとても強く耐摩耗もよいです。象革は本来シワが入ってる部分の方が見栄えが良いとされますが、
弓の革巻きに使う場合はシワが入っていると非常に作業がしにくいです。そもそも面積が小さいのでシワだかなんだかわかりませんが。
財布とかの広い範囲だとシワが入っているのがわかります↓
象の革_d0299605_15363019.jpg
本当に高級なやつだともっと綺麗に全体的にシワが入ってます。

ちなみに使い込むとこんな感じ↓
象の革_d0299605_15193605.jpg
新品時はスウェードのような表面ですが、使い込んでいくと艶が出てきてゴムのような触り心地になりとてもすべいにくいです。



掃除してたらこんなエンドピンが出てきました↓
象の革_d0299605_15034423.jpg


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村川ヴァイオリン工房http://murakawa-strings.com

by murakawa-strings | 2023-10-24 15:03 | 製作・修理

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