象の革
2023年 10月 24日
弓の修理↓ 一生懸命練習していると修理に持ってくる時間がないのもわかりますが、もう少し前に修理に出される方がいいと思います。
象の革はとても強く耐摩耗もよいです。象革は本来シワが入ってる部分の方が見栄えが良いとされますが、 本当に高級なやつだともっと綺麗に全体的にシワが入ってます。
新品時はスウェードのような表面ですが、使い込んでいくと艶が出てきてゴムのような触り心地になりとてもすべいにくいです。
ここまでいくと革巻きを超えてスティック本体まで摩耗し始めています。
こういうこともあるので、カーボン弓でもなんでもよいので、サブの弓があると安心ですね。
在庫が少ししかないので、常連さんにしかやってない象の革で巻き替えます↓
弓の革巻きに使う場合はシワが入っていると非常に作業がしにくいです。そもそも面積が小さいのでシワだかなんだかわかりませんが。
財布とかの広い範囲だとシワが入っているのがわかります↓
ちなみに使い込むとこんな感じ↓
掃除してたらこんなエンドピンが出てきました↓
by murakawa-strings
| 2023-10-24 15:03
| 製作・修理