村川ヴァイオリン工房

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2013年 05月 09日

アリザリン

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とりあえず黄色になってきました。
黄色はこの辺で終わりです。




次は赤いニスを塗っていきます。
ニス作っている写真撮り忘れたので、前回の写真です。



アリザリンを作っている所です。赤い色素です。そのままでは使えないので顔料に加工します。


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煮込んで、


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ろ過して、

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沈殿させながら、水で洗っていきます。

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これを乾燥させて出来上がりです。

アルコールで作る方法と、水で作る方法ありますが(確かアルコールの方が古い方法だったと思う)ありますが、出来上がりにはあまり差はないと思います。
しかし、日本ではアルコールは高価なので水出しの方が経済的かと思われます。
関係ないですが、最近南口のタリーズの水出しアイスコーヒーがおいしいです。
普通のと何が違うんですかね?



アリザリンは科学合成の物が画材屋で安く手にはいりますが、
昔ながらの方法で作った物よりも不純物が混ざっていないせいか、単調な色になっています。
ま、色は鮮やかなんですがね。


ただ、科学万能のこの時代に、ヴァイオリンなんかわざわざ作っているのだから
手作りにこだわる所に意味があるのではないでしょうか。


あと、


自転車用の新しいボトルが届きました。夏にむけて保冷ボトルです。
一応、4時間くらい保冷と書いてありましたがどうでしょう?
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とりあえず、新しいグッツを買うとテンションあがります。




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# by murakawa-strings | 2013-05-09 16:22 | 製作・修理
2013年 05月 07日

バイオリン ニス

こんにちは。 GWも終わりましたね。 それではも仕事頑張りましょう!


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バイオリン製作の方はこんな感じに進んでいます。

木地調整の後に、 下処理を施してUVランプで乾燥中です。
約一日位でこんな感じです。↓

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いい感じに色が付いてきました。下に写っている裏板は処理する前の色です。
白い木の上にニスを塗っていると思っている方も多いと思いますが(白い木に塗っている楽器もあります)、
大体は製作者それぞれの、何かしらの処理がしてあります。
この下処理によってニスの色に深みがでるのと、ニスの厚みが薄く仕上がります。

表板は目止めしてこんな感じです。↓
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写真ではわかりづらいですが、両サイドに予想通りシミが出てきました。
ガルネリモデルなのでちょうどいいかなって感じですが、
まぁ、ニス塗ったらほとんど判らなくなってしまうと思いますがね。





3日くらい前から風邪引いてるのが微妙に治りません。。。


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# by murakawa-strings | 2013-05-07 13:00 | 製作・修理
2013年 05月 03日

コルネット・バイオリン

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GWもあと少しで終わりですね。

まぁ、 どこに行くわけでもないんで、どうでもいいんですけどね。。。






バイオリンもあと少しで完成です。 
細かい所を微妙に手直しして、木地調整(磨き)をしたら、いよいよニス塗りです。







さて、

タイトルの話ですが、今日は珍しい楽器が修理にきました。
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コルネット・バイオリンです。  ラッパが付いてます。
※掲載許可いただいています。


ヨーロッパの博物館ではおなじみの楽器ですが、日本ではあまり見かけないですね。
僕も見たことはあるけどさわるのは、初めてです。

ドイツ人が発明したらしいですね。一応特許もとっているらしいです。
ラッパが2本ついているタイプなどもあり、この楽器は蓄音機の部分もふくめて
比較的コンパクトに設計されているようです。

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心臓部です。 コロンビアの刻印とPATナンバーが刻印してあります。

駒は金属製で高さも調整ができないので指板で調整するしかないようです。
中は蓄音機と同じ構造になっているそうです。針にあたる部分が駒に接続されています。

持ってきたお客様に演奏していただきました。音は昭和歌謡の前奏のような哀愁漂う独特な音がします。
まさに、この楽器にしか出せない音でしょう。録音の仕事などで使うらしいです。


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なんか、エンジンみたいでカッコイイです。





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# by murakawa-strings | 2013-05-03 20:58 | 製作・修理