村川ヴァイオリン工房

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2018年 06月 19日

チェロ修理

休み前の修理ですが、チェロの修理↓

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例のウルフキラーが付いていますが、内部を見るとこんな感じで装着されています↓

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※写真を撮りやすい位置に移動させてあります。 実際はここまでバスバー側に寄せたら効きすぎてしまいます。



弦高が高く弾きにくいということなので見てみると駒の高さが原因ではなく指板が問題ですね↓

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反りを付けすぎですね。サードポジション位だと駒を下げてもさほど効果がありません。指板側の問題ですね。


そして、魂柱を交換したり↓

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駒の足幅があっていないので、駒を交換したり↓

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ベルギータイプをチョイス。



テールピースの弦を引っ掛ける部分↓


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ヤーガーはボールエンド部分が特に小さいので、だんだんめり込んでいきます。 最終的はツメの部分が割れます。

とりあえずワッシャーをはさんでおきます↓

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弊店のお客さんには無料で差し上げています。

毎回この写真を載せた次の日に電話がかかってきて、
「ブログ見て初めて電話したんですが、ワッシャーください。無料なんでしょ?」とか、
「自分で作ったけど上手く曲がらなかったから、ください。」的な電話がかかってきます。

一応、客商売という自覚はあるので、やんわり言っているつもりなのですが、やんわりだと伝わらない人間が多いようなので、このさいはっきり書きましょう。


弊店をご利用しているお客さんには無料で差し上げています。→弊店で毛替えや修理、弦や、楽器の購入をしている方々。いわゆる弊店をご利用してくださっているお客様。
というか、弊店をご利用していただいているお客様の場合、楽器を点検して必要だと思ったらこちらから差し上げています。

それ以外方には無料で差し上げていませんし、単体での販売もしていません。ワッシャーだけほしいなら弦をご購入ください。そうすれば無料で差し上げます。
弦でもマツヤニでもご購入していただければ、弊店をご利用のお客様です。

慈善事業でやってるわけじゃないんで少し考えればわかるだろう。と言ってやりたいですが、一応客商売なので言わないですが、ここには書いてしまいました。

弊店をいつもご利用しているお客様に対してのサービスです。他店をご利用でそれだけ欲しいからその時だけ来て頂戴って・・・
いつも行ってる店のやつにでも言えよ。と思いますが。

先日も「ネットで弦を買ったんですけどワッシャーください」的な問い合わせが来たんですが(初めてのお客様です)、
「じゃあネットで弦買った店に言えばいいんじゃないですか?」的な話をしたら、「いや、ネットだから・・・」みたいに返されました。
ネットよりも割高ですがわざわざ弊店で弦を買ってくれたりしてくれてるお客様へのサービスです。
ネットは楽器にしても弦にしても売って売りっぱなしだから安いんですよ。とここまで言わないとわからないんでしょうかね? 楽器に限った話ではないと思うんですが。

軽くおこでしたが、書いたらすっきりしました。

まあ、
何が言いたいかというと、「気持ち良く仕事させろよ!」って話でした。




「お客様は神様です!!」(白目)


10回復唱しましょう。






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by murakawa-strings | 2018-06-19 16:52 | 製作・修理
2018年 06月 15日

特になし


本日は、製作したり修理したりしてました。


毛替え↓

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こちらも毛替えや革巻き交換↓

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磨きがいありそうですな・・・


HPのVn Bowの在庫ページを更新しました。
まだ載せてない弓も結構あります。(オールドボウもあるんですがまだ載せてません・・・)手が回ればリストを作って載せたいです。
あ、ラファンの鑑定書も付いてます。 試奏できるので、工房までどうぞ。


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by murakawa-strings | 2018-06-15 00:07 | 製作・修理
2018年 06月 05日

チャランゴ


チェロ用のBowケースが入荷しました↓


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しっかりしたケースです。  安物を買うと蓋のかみ合わせが悪かったりします。
そうそう壊れる物ではないので長く使うと思うのでしっかりした物をおすすめします。

Vn用も在庫していますが、もう少し赤みが強い色です。






変わった楽器の修理↓



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チャランゴという楽器らしいです。 ボディバックがアルマジロの甲羅を使っている楽器もあるらしいです。
ブリッジのハガレ修理です。

※ちなみにバイオリン属以外の修理は基本的には受け付けていません。お得意様のみ相談にのっているかんじですので。



久しぶりにバイオリン製作↓


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明日にはパフリングが埋められそうです。





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by murakawa-strings | 2018-06-05 00:10 | 製作・修理
2018年 05月 22日

今度はドイツから


今度はドイツから修理の楽器が届きました。


北東ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の方のビオラ↓

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ペグボックスの内側がかわってますな。

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このタイプでこのナットの位置だとかなり弾きにくいと思うのですが、ネックが細いということしか言われてないので、とりあえずスルーします。
継ぎネック依頼でしたが、指板で対応で問題なさそうなので必要以上の加工はしません。

とりあえず、指板をはがします↓

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こちらは里帰り調整のバイオリン↓

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使い込まれてだんだん良い感じに↓

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人為的にやるのと違いますね。もう少しニスがとれてからリタッチするといい感じになりそうですね。

横↓

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差し上げた自家製松脂がすごい減っていてうれしい↓

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マツヤニに関しては好みがあるので何とも言えませんが、気に入って使ってくれている演奏家のかたもいます。
嬉しいですね。



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修理

ペグ交換↓

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そういえば、「耳をすませば」で天沢君が弾いていた楽器と弓はベンタパーネとサルトリーだったというのはご存知でしょうか。
天沢君が弾いていたとうか、実際に録音するときに演奏する方が使っていた楽器がということですが。



新しいペグ↓
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最後に染め直します↓

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小学生のお客さんからお土産頂きました↓

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いつもありがとうございます。



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by murakawa-strings | 2018-05-22 00:11 | 製作・修理
2018年 05月 10日

弓のバランス調整


バイオリン弓のバランス調整↓

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こちらはシルバーのチップに交換します。

まとめて作業した方が効率いいから・・・と言い訳しながら放置していたチェロ弓も一緒に進めます。

自分でいうのもなんですが、めっちゃ放置してたな・・・  ごめんなさい。

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シルバーの板から切り出して先端付けます。



けずったり、先端の角度の微調整をしたり↓
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あ、僕としたことがピンボケしてますね。 珍しい。

楔穴も接着する前にギリギリまで仕上げます↓

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ちなみに、どの弓でもシルバーのチップに交換すると弾きやすいとかそういうことではないですよ。
今回の弓はバランスの関係でそうなっただけです。
よくシルバーチップに交換している作業を載せている気がするので、誤解を招くといけないので。



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by murakawa-strings | 2018-05-10 23:43 | 製作・修理
2018年 05月 09日

チェロエンドピン


分数のバイオリンが入荷しました↓

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1/8サイズ↓

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一応問屋さんからセットアップされている状態で入荷しますが、駒の弦割が均等でなかったり、駒のアーチがなんか微妙に変だったりとか色々あります。
ネット通販や職人がいない店舗などはこのまま売ったりするんでしょうが、一応修正できる所は全部手直ししてから販売しています。
まあ、問屋さんも量もあるだろうし、そんなに高価なグレードの楽器ではないのでしょうがないんだとは思いますが、
手を抜くポイントがずれているというか、なんというか・・・まあ、修正するからいいんですが・・・




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バイオリン・ビオラ用の練習用ミュートが入荷しました↓

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チェロのエンドピン交換↓

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あんまりいいやつがついていないので交換します。

チタンの10mmタイプ↓
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エンドピンを長く出すプレイヤーはチタンロッドなら10mmの方が良いでしょう。エンドピンを長く出さないなら8mmでいいと思います。

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8mmと見比べるとこんな感じです。


ソケットの太さが変わったのでこいつも交換します↓

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なんでしょう?


これです↓

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テールピースのワイヤー。

これは調整できないタイプなので交換します。

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こんな感じでネジってあります。 調整できないので、テールピースと駒の距離がおかしい楽器がよくあります。


新しいワイヤーを取り付けます↓

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距離を測ってからねじります。



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by murakawa-strings | 2018-05-09 00:11 | 製作・修理
2018年 05月 03日

チェロ 修理


割れや、ハガレや、パフリングの浮きの接着修理↓

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なぜかカメラの設定が紅葉モードになっていたので、綺麗な赤色に写ってしまいました。本当はもっと茶色です。

エンドピンも交換します↓

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今回はチタンロッド8mmを選びました。
ソケットはこのまま使うと太すぎるので細く加工します。

そして、エンドピンの穴の方も角度を修正していきます↓

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まだ紅葉モードですね・・・


こちらは、バイオリンの毛替え↓

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by murakawa-strings | 2018-05-03 00:03 | 製作・修理
2018年 04月 22日

色々


バイオリンケース入荷しました↓

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安いケースでいいというお客さんにはこのケースを進めています。 
値段的にはもっと安い物もありますが、作りが雑だったり、永く使えなかったりと問題点があります。

こちらのケースは日本製なので、値段の割にしっかりした作りになっています。
直してまで使うことはあまりないとは思いますが、修理にも対応してくれるらしいです。しっかり作っているぞ!ということだと思います。

中はこんな感じです↓
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肩ひもも二本付いているのでリュックのように背負うこともできます。
各種分数サイズもあります。色はこの色のみになります。



チェロのエンドピンも入荷しました↓

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一番標準的といか、装着率の高いモデルだと思います。
安価なエンドピンが付いているチェロはこれに交換するだけでだいぶ音が変わります。
8mmスチールシャフトモデルです。


チタンシャフトモデルもあります↓
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チタンモデルは8mmと10mmがあります。
差し替えて使ったり、エンドピンをそんなに長く出さない方は8mmでいいと思います。
チタンは少ししなるので、気になる方は10mmタイプの方がいいでしょう。




修理。

バランス調整↓
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銀糸に巻き替えます↓

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今回は一杯まで巻きます。

革巻きつけます↓

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こちらはフロッグのガタツキの修理↓

弓だとたまにあるのですが、そもそもオリジナルのフロッグではないのも原因です。

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奥のネジ穴が広がってしまっているので穴埋めします↓

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ドリルでほじくるとグリスの塊が・・・・

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なんで、こんなになるまでグリス付けるんでしょうかね?




こちらは普通に毛替え↓

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こちらは毛替え&スティックの保護用革の貼り付け↓

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手元のスティック部分の摩耗を防ぐため保護用の革を貼り付けます↓

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古い弓を使っている人はたまにはっているのを見かけます。
水ではがせる接着材で付けてあるので摩耗してきたら綺麗にはがして交換できます。





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by murakawa-strings | 2018-04-22 00:07 | 製作・修理
2018年 04月 18日

デザイン巻



修理は混んでいるお店に持っていけとはよく言ったものです。

おかげさまで、修理の楽器がいっぱいいっぱいで渋滞している状態なので、
心優しい方は少し日程的に余裕をもって預けていただけたら助かります。





昨日の続き↓

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象牙でチップを作り直しました。


手元もやっちゃいます↓

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まき直しというか、何もなかったので巻きます。

お客さんの方で、寸法、デザイン、色指定があったのでその通りに巻きます↓

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最後に革巻き。

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銀糸×濃紺。






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by murakawa-strings | 2018-04-18 00:00 | 製作・修理
2018年 04月 11日

またまたチップ交換


お客さんにお土産頂きました↓

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山口県ですかね? 五割磨きというのが気になりますな。



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お仕事。

昨日の続き↓

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チップの先端角度の微調整をして

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楔穴を加工して

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接着、ピン打ち。

この後綺麗に加工して、磨いていきます。




そしてまた、

同じような作業↓

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こちらもバランス調整でシルバーチップに交換します。


チップを除去します↓
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黒のライナーもオリジナルではないので除去してしまいます。
あ、白いところもオリジナルではないデスヨ。

綺麗にしていきます↓
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あとは、連日と同じ作業です。






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by murakawa-strings | 2018-04-11 00:01 | 製作・修理